ある朝、目が覚めたら

体が熱い・・・

そして、たまらなくだるい

ヤバイ・・・風邪だ・・・。

少し熱がある程度なら

学校が休める♪

と喜ぶのが俺という人間なのだが(笑)

本格的な風邪は困る

だるくてツライのはもちろんだが

風呂に入れないのが何よりツライ。

ましてや、当時は

寝ている間にかなりの汗をかいていたようである。

こんな状態で、人前に出れるはずがない!

「病院行かない!」

俺は母にそう言った。

とりあえず、寝てれば熱は下がってくるはず。

それから、シャワーでも浴びて病院へ行くつもりだった。

が!

世の中そんなに甘くはないらしい。

その夜の体温、

39.0度

あ、上がってるし・・・。

で、でも、まぁ何とかなるさ。

そして翌日、

40.5度

・・・・・・。

さすがに限界。

しかたなく、母の車で病院へ行こうと・・・

って、動けない!

体がだるすぎて、起き上がることすらできないのだ。

「お、起きれん・・・」

(母)「は?何言ってるの。早く行くよ」

「マジで・・・」

(母)「車までぐらい、歩けんの?」

「・・・無理」

結局、しばらく後、我が家の前には救急車が止まっていました(笑)。

救急隊員さんに背負われて救急車へ。

まさか・・・風邪に見せかけて、重病ではあるまいな・・・

微かにそんな不安を抱きつつ、病院に到着。

ベッドに寝かされて、まずは体温測定。

37.5度

・・・・・・は?

さ、サンジュウナナドゴブ???

その体温計を見た看護婦さんがとどめの一言。

「まさか救急車で来なかったよね?」

・・・皆さん

救急車を呼ぶ時はくれぐれも慎重に